「桂」の読み方や意味、使われている名前、熟語などをご紹介します。
「桂」の読み方
音読み | ケイ |
訓読み | かつら |
部首 | 木(きへん) |
画数 | 10画 |
意味
桂は、日本でよく見られる落葉高木です。春や秋に美しい葉を見せ、秋には赤や黄色に色づきます。
また、桂の木からとれる香りの良い木材は「桂皮」として知られ、香箱(こうばこ)や箪笥(たんす)などに使われます。
名前に使う例
男の子
桂一(けいいち)、桂太郎(けいたろう)、桂平(けいへい)、桂樹(けいじゅ)
女の子
桂子(けいこ)、桂里(けいり)、桂菜(けいな)、桂美(けいみ)
熟語
桂皮(ケイヒ)
クスノキ科の桂の樹皮で、香りが良いことから、家具や小物に使われます。
月桂樹(げっけいじゅ)
くすのき科の常緑小高木で、葉は厚くて光沢があり、濃い緑色をしています。
古代ギリシャやローマ時代に、勝者へ栄光のシンボルとして、月桂樹を冠にして頭にかぶっていました。
また、その葉は香辛料としても使用されることがあり、特にイタリア料理などでよく使われます。
桂馬(けいま)
将棋の駒の一つ。通常は「桂」と呼ばれ、特定の動きをする駒です。
またその動きから、馬のように跳ねる特徴があるため、この名前がつけられました。